家を掃除していたら今使っている携帯電話の箱が出てきた。SDミニディスクが入っていた。
……型落ちの携帯を購入して5年。ついにMY携帯にミニディスクが搭載された瞬間だった。春風です。
まあ辞書が使えるようになった以外に目立った変化はないけどね。
自転車で30分くらい掛けて最寄の(一山越えた所にある)HARD OFFにテレビを買いに行った。液晶でHDMI端子に対応しててデジタル放送見られるっぽいやつ。
そんなもんなかった…訳じゃないけど高かった。3~4万くらい。
ということでテレビは諦めて
『空の軌跡FC』買ったんですわ。PSPのRPG系じゃ評判良かったし新作出るだか出ただかしたしね。もともとテレビ買うのも据え置きハードのゲームやるためだったし。
―――あー、困ったな。
何かあんまり楽しめない。この手のゲームは先頭が少しぬるめに作ってあるから、「道中の回復ポイントは使わない」「レベル上げ目的の戦闘は行わず適度に逃げる」みたいな軽い縛りいれて作業ゲーにならないようにしてるけど、何か今ひとつ盛り上がらない。
町の人達がみんな優し過ぎるのが気になるし、主人公たちが無闇やたらと前向きなのが引っかかるし、敵のツメが甘いのにイラッと来る。「世の中ってそんなんじゃないだろ?もっとぶっ飛んでイカレてるやつとか、ただ運が悪いだけなのにひどい目に合うやつとか、色々いるから面白いんじゃん」「そんなハッピーな話だけじゃないだろ、戦争なんだぜ。人死んでんだよ」とかゲームに向かって高二病っぽいこと色々言いたくなってしまう。
中高くらいの頃は周り見えなくなるくらいのめり込んだのになあ。20過ぎると王道RPGで純粋に感動できなくなるのかな。
あと結構先が読める。「その慢心が……はい失敗したー」「どうせこいつは……やっぱり裏切ったかー」「さーてと、流れ的にそろそろボスかな」「キャラ死んだ?んー、まあ奇跡で生き返るだろ」……そりゃこんなプレイの仕方じゃ楽しむのは難しいか。いやまあ、エアリスは生き返らなかったけどね。
去年
『グランディア』プレイした時も同じようなこと思ったな。果てなく続く壁をついに越えるシーンとか、落ち込んでどん底になった主人公が振り返るとそこには……と、鼻先がツンとなる場面は幾つかあったにもかかわらず、ゲーム全体としてはあまり盛り上がれなかった。
多分、今の僕が求めるのはもっとこう、乾いたなゲームなんだろう。
『FALLOUT3』や
『リンダキューブ』みたいに。
町の人は無関心か打算的に近寄るか、敵意を剥き出しにするか。そんな連中ばっか。色々と壮大な目的はあるけれど、それ以前に主人公を含む登場人物たちにだってそれぞれの人生があるんだ…。みたいな感じか?ちょっとうまく書けないけれど、ハードボイルドなゲームをやりたいんだ。世界救うとかはあくまでおまけでいい。
王道RPGに近いのでいうと
『FFタクティクス』や
『サガフロンティア2』がドライな雰囲気で好きだったな。世の中綺麗事ばかりじゃないけれど、それでも遂げたい思いがあるんだろ?だったら先に進まなきゃ、ってゲーム。
『ベルセルク』黄金時代のグリフィスみたいに、自分の目的とそこに至るまでに払う犠牲を天秤に掛けて嗚咽を漏らしながら前に進む、そんなRPGをまたやりたいなあ。
さしあたってはテレビを買って
『夕闇通り探検隊』の続きをやらねば。
どうも最近ちょっと昔~結構昔のゲームばっかりやってる気がする。知らず知らずのうちに最近のゲームを食わず嫌いになっちゃってるのかねえ。もっとも
『FALLOUT』のベガスは買うけど。
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記事読み返してて思ったけど、要するに少年ジャンプやサンデーの少し優しい展開が合わなくなって、ヤングキングアワーズやアフタヌーンみたいな青年誌にシフトする感覚に近いのかもね。誰もがってわけじゃないけど、そのジャンルが好きな人なら通りやすい道だ。
ってことはしばらくすると1周してまた王道が好きになることもあり得るな。
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いや、クローディアはかわいいんですけどね。クローディアは。取り敢えず皆口声最高。
Falloutちっくな純ファンタジーって事で、オブリビオンⅣでもやってみたら?