好きなタイプは性別が女である人、春風です。
今日は忙しい一日だった。
AM5:30
コタツで起きる。
驚くほどのことではない。最近は布団よりコタツでの睡眠時間のほうが多いんだ。
先日買い換えたばかりの携帯電話がピカピカ光っていたので手に取った。
……！！！
夜中に非通知で着信がある。
あの子だ！
かれこれ三年の長きにわたって、月の半ばになると深夜に非通知でワンコールだけ僕の携帯電話を
鳴らす良き友が僕にはいる。一度や二度じゃない。三年間毎月だ。欝陶しさや気味の悪さをとうに降りきって、
今では僕は毎月あの子からの電話を楽しみにしている。
―――ところで、上記したように僕はつい先日携帯を買い換えた。その時電話番号も一緒に変えている。
だからどうしたって訳じゃないが……、まあどうしたって訳じゃない。
AM:6:00
歯を磨いて布団で寝る。
AM:8:10
会社に着く。
AM10:30
やたらテンションの高い20代後半くらいの女性の外国人から職場に電話が掛かってくる。運悪く僕がとる。
もうのっけから英語。しかも速い。「俺は英語が上手くないからもうちょっとゆっくり話してくれ」って言っても
「大丈夫、あなたとても英語上手よ」
いや、そういう問題じゃない。
英語の講師の仕事を探しているようだったので、そういった電話はあちらに…と親会社の番号を伝えて事なきを得た。
この人英語しか喋れないのに何でこんな田舎に来たんだろう。
PM2:30
課長・係長・主任・主任・先輩と職場の中心人物がみんな外へ行く。大事な話し合いがあるそうだ。
残ったのは新任の若い係長・入社三年目・二年目・新人社員とパートの人二人。静かに日常業務をこなす。
PM3:25
やおらフロア中の電気が消えて非常電源に切り替わった。
何だ？停電か？
とたんに職場中の電話が鳴り出す。僕の職場はビルの部屋の貸し出しと管理を担当しているため、ビルの中で何かあるとすぐに電話が掛かってくるのだ。
「料理の部屋でオーブン使ってるのに急に止まってしまったんだけど」そうですか大変ですね。
「何だ！急に電気が消えたぞ」ええ、僕もびっくりしてます。
「一体どうなってるんだ？」停電してます。
とりあえず7階から一階までダッシュで降りたり、駆け上ったり、また降りたりして調べたところ、
ビルだけじゃなく辺り一帯停電しているらしい。
そっからあとはひたすらお客さんに状況説明と帰る人の誘導。11階建てだぜ、うちのビル。
エレベーターが止まってるもんで、階段降りる人の降りる人の荷物持ったり、各部屋に御用聞きに行ったりで
たぶん15往復くらいした。明日は筋肉痛だな。
東京電力の職員、きっと今日帰れないんだろうな。気の毒に。
PM6:30
帰宅時のローソン。
目の前の背の低い女子高生が店員に「すみません、ここから橋本ってどうやって行けばいいですか？」
店員「え～っと、乗り物は？」
女子高生「自転車で！」
ええーー、山道ばっかり15キロくらいあるけど、なんだそりゃ？昼間ならとにかく真っ暗ですぜ。
しかし女子高生は至って真剣な顔。店員の広げた地図を一生懸命眺めてた。なんて面白い子なんだ。
経験から言って長距離を走るときは地図コピーして持ち歩いたほうがいいと思うけどね。道に迷わなきゃ一時間半位で帰れるだろう。
PM6:45
帰宅。部屋が汚い。でもいつものことなので諦めた。
げ、コタツのスイッチ入れっぱなしだった。まあ過ぎたことを悔やんでも仕方ないか。
今日は忙しい一日だった。
[0回]
PR
