皆さんはCD屋で同じアルバムを2回借りてしまうことってありますか?
僕は時々あります。春風です。
謎のカレー男が我が家で一夜明かしてから二日。
入れ物が小さかったためか、とりあえずカレーは食べ終えた。
ちなみに昨夜は7時に唐突な眠気に襲われて寝てしまい、11時間ほど寝た。
そのせいか今すげー調子いい!やっぱ睡眠なのか?でもいつもそんなに沢山寝られるわけじゃないしなあ。すぐ起きちゃうし。
大体4時間おきくらいに一度ずつ起きてる気がするな。昨日も2時と6時に目が覚めたし、今まで気がつかなかったけどそういう周期があるのかもしれない。
CDを二度借りる…4時間おきに目を覚ます…。何かこう、新しい話を……無理か。ブローティガン風の物語を、と思ったんだけど。
密林の方からDVDが届いたんで
『灰羽連盟』3~5話を視聴。時計屋の親方ツンデレ過ぎる。
中学の頃観た以来だけど、結構記憶と違うなあ。ネムとかもっとぽわーっとした性格かと思ったら、しっかり者だったし。
どのキャラクターも造形がきちんと普通の人してるというか、今で言う属性に頼った作りしていない感じでいい。10年くらい前のアニメが面白かったのは、思い出補正だけじゃなくてこういう所で優れていたからって見方もできるのかな。
まあ、あの頃は『.hack』とか『ウィッチハンターロビン』とかオリジナルで勢いのあるアニメ沢山あったからなあ。
ところでブルーレイって「ブルーレイディスク」なの?ブルーレイDVDじゃないの?
10年前にヒトツヤネがビデオの磁気テープに録画した大量の深夜アニメをちまちま観てた僕としては、ようやく主な録画媒体がDVDに移ったところなんですけど、早くもその認識を改めなきゃいけないんでしょうか。
筋肉少女帯の歌にもあるじゃん、「ヤングのために教えよう。昔々、思い出を記憶するソフトはビデオでありそれにはVHSとベータの二種類があった。そしてもう一つ。実は、大人も恋をする」。僕にとってはやっぱりビデオが一番馴染み深いな。
思えばあそこら辺で人格形成止まってんなあ。あとはゆっくり摩耗していくだけか。
それと、同時に届いた天沢退二郎のジュブナイル小説
『光車よ、まわれ!』を読んでる。
小学生6年生の少年少女が水の中から姿を現す「敵」を倒すため、「表の世界」と水面に映る「裏の世界」を行き来して光車を探す物語。
一度目を通すとその日一日不思議なものが見えるようになる「光車のフィルム」。世界のほころびからしみ出てくる水。少年たちのリーダーであり、強くて勇ましい龍子など、世界観はどことなくNHKのヒットアニメ『電脳コイル』を思い出させる(そういえばこれも原作付きだったな)。主な登場人物が子供と老人だけっていう所も共通している。
もっとも『光車』が書かれたのが73年なので『電脳コイル』のほうがこちらを意識して作られたと考えるべきではあるけれど。電脳コイルのヒロイン勇子の苗字はが天沢なのは『光車』の作者へのリスペクトだという話もあるが、真偽の程は知らない。
あと『光車』はちょっとエンデの『モモ』に似てる。無個性な緑色の制服の男たちとか、どことなく童話的な雰囲気とやや無機質な文体とか。
そこら辺が好きなら是非読んで欲しい名作、でございます。
君にとっての青春はいつか。
まあ僕の話は書いてみたら結構恥ずかしかったんでまた今度ということで。
[0回]
PR