朝6時に起きたのに一歩も家から出ずPCとにらめっこ。 ぼちぼち完成するオペレッタの資料に『ガンスリンガーガール』(トスカのセリフを参考にするため)を読み直していたら、昔電撃で連載してて、ブツリと打ち切られたマンガ、『風ノ華~魔龍八犬伝~』のチラシが入ってた。 懐かしくて泣きそうになった。
全三巻なのにメインの登場人物が20人近く出てきてしかも顔の描き分けが下手くそなマンガだったな。皆んな学生服だし。
組織Aとそれに対立する組織B、Aの分家でありながら内ゲバを目論む雰囲気のC、悪の組織Bの親玉で上手くコントロール出来ない組織Bを疎ましく思う組織D。それぞれが街にあふれる魔物を退治したり利用したりするっつー、3巻にしちゃ詰め込み過ぎな内容だったことも打ち切られる要因だったんだろうな。
確かBのボスがAに所属する主人公(記憶喪失)の双子の妹かなんかだったはず。 現代が舞台の歴史を絡めた伝奇アクションで、結構好きなマンガだったんだけどなあ。まあそりゃ『朝霧の巫女』には及ばないとしてもさ。
3巻の巻末で原作者が、話を広げてさあこれからだって時に急に打ち切りを告げられて納得いかないし読者に申し訳ない、みたいなコメントしてたのが印象的だった。ややこしい上に地味な厨二バトルマンガだったことから考えて、ドラゴンエイジとかなら続いてたかもしれないなあ。あとはBIRZとか。
時がたっていつの間にか僕は社会人になってしまった。同時期に連載を始めて、今もまだ続いている『ガンスリンガーガール』がそのうち終わったとしても、『風ノ華』は3巻で未完のまま止まっているんだよなあ。それもまたわびさびなのかもしれない。
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