イヤホンを耳につけたが音楽をかけ忘れたまましばらく経ってしまうことがままある、春風です。駅で付けて音楽かけ忘れたまま家に着いちゃったり。
新しく買ったイアホンちょっと大きくて耳にあっていません。
でも二ヵ月に一つくらいの割合でダメにしちゃってるから、今しばらくがまんして使っていこうと思います。
今日は久々にマンガの紹介でも。
『
賢い犬リリエンタール』 葦原大介 (少年ジャンプ)
ちょっと強情だけど素直な性格の格闘娘「日野てつこ」とその兄で心優しくおおらかな主夫…名前はないけど(ひょっとして「兄」が名前なのか?)。
二人は両親が海外を飛び回っているため少し寂しい日々をおくっていた。
ある日、両親から素敵な贈り物が届く。弟が来ると聞いて空港に迎えに行った二人だったが……驚くなかれ、変態科学者の両親が二人のために用意した新しい家族は、人語を話す犬リリエンタールだったのだ!
そしてリリエンタールを狙う謎の組織「黒服」までもが現れて……
不思議な力を持つ犬リリエンタールと日野兄弟を中心に描くハートウォーミングストーリー。
タイトルの読み方は「かしこいいぬ」ではなく「かしこいけん」。たぶん多くの人が間違って読んでる。
この物語、何がスゴイって悪意を持った人物が一人も出てこないんですよ。
登場人物がみんな良い人。リリエンタールを狙う黒服たちも大体が根は善人。
少年ジャンプにしては珍しく対象年齢が小学校中学年くらいからなので(「トラウマ」など難しい言葉には注が付いてる)、そこを見据えて優しい物語なんだろうけど荒んだ話が多い昨今では新鮮でグッドです。
まあ、毎週ドベ5に入ってて打ち切りの危機に直面してるけどね。
絵柄がゴツボ兄弟の絵に似ているけど、特に関係はない様子。
少年サンデーか、せめて同じ集英社でも赤マルジャンプとかだったら長生きできただろうけど、生き馬の目を抜くような厳しい立ち回りを要求される少年ジャンプでこの優しい物語がどこまで生き残れるか、今後とも見守っていきたいです。
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