ドサッ。
机のパソコンに向かって文字を打ち込んでいると後ろから音が聞こえた。本棚に入りきらなくて積んであったマンガの山から一冊が滑り落ちたのだろう。わざわざ振り返ることも無い。
最近引越しに備えて部屋の整理を始めたのだが、マンガの冊数が多すぎて一向に片付かない。とりあえずベッドの上とタンスの上のマンガは片付け、ダンボールに入りきらなかった分を一時的に床のマンガ山の上に置いておいた。そのためにマンガ山(現在標高は1メートル20センチ)が少々不安定になっているのかもしれない。あそこも近々片付けないとな。
ズズズ…
聴き慣れない音が背中の方から聞こえてくる。
ああ、これはやばい。
ドサドサドサ、ドササササササ!!!
俺はパソコンに向かったまま、手を止めて静かに目をつむった。わざわざ振り返ることも無い。
目を開いて大きなため息を吐く。どうやら、近々と言うのは今日のことだったらしい。
マンガを5冊ダンボールにしまうと6冊目を読みふけってしまい、一向に片付けがはかどりません。春風です。
愛用しているCASIOの電子辞書の履歴を何とはなしに眺めていました。
餡蜜
斬鬼
魁傑
長押
銭胡麻
食い合せ
破風
丁度芝居をやっていた時期だったため『外郎売』のセリフに関する項目が目立ちます。
更に見て行くと…
候補生
軍曹
有理数
無理数
実数
変態性慾
変態
ロリコン
幼女
パスタ
ナポリタン
スパゲティ
・
・
・
っておい!なんか変なの混じってたぞ!
断じて、いいですか。断じて僕じゃありません。僕は変態性慾の持ち主でなければロリコンでもありません。
確かにちょっとNTRな
成人マンガを買ったり、
猫玄先生のマンガを一、二冊持っていたりしますが(リンクは18禁です)、だからって自分の辞書でわざわざそんなものを調べたりすることはないんです。
これは陰謀です。FSBだかCIAだかNSAだかモサドだか分かりませんが、どこかの国の諜報組織が僕を社会的に貶めようとして辞書に細工をしたに決まっているんです。
そうだ、そうに決まっている。何もこんなに動揺することはないんだ。
スーハースーハースーハー。よし。
とりあえず履歴を消去しておこう。
えー、ひょっとしたら。というかたぶん間違いないと思うんですが、犯人はこのブログを定期的に見に来てくださる皆さんの中にいます。はい、あなたです。
今度飲みに行きましょう。弁解はその時たっぷり聞きます。では。
ノシ。
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あ、飲み、楽しみにしてますっ